美しい琥珀色と、焙煎モルトの香ばしい香り。クラフトビールの中でも、特に個性的で濃厚な味わいを持つのが「アンバーエール」です。日本で一般的な黄金色のラガービールとは一線を画す、その力強いコクと飲みごたえが魅力です。
この記事では、アンバーエールがどのようなビールなのか、どのように選べば良いのか、そしておすすめの銘柄をご紹介します。
アンバーエールとは
アンバーエールは、その名の通り「アンバー(琥珀)」の色合いを持つビアスタイルです。1980年代のアメリカ西海岸で、クラフトビール運動の中で誕生したとされています。
醸造法としては、上面発酵酵母を比較的高い温度で発酵させる「上面発酵」が用いられており、「エールビール」の一種に分類されます。
アンバーエールの最大の特徴は、カラメルモルトなど高温で焙煎(ロースト)された麦芽(モルト)に由来する、美しい琥珀色~赤褐色です。 グラスに注ぐと、カラメルのような香ばしい香りや、モルトの豊かな風味が立ち上ります。味わいは、日本で主流のキレのあるラガーとは異なり、濃厚で奥深いコクが特徴です。ホップ由来のしっかりとした苦味と、モルトの甘みや香ばしさが絶妙にバランスしています。
アンバーエールの選び方:3つのポイント
数多くのアンバーエールの中から自分好みの一本を見つけるために、以下の3つのポイントに注目してみましょう。
生産地(国内 or 海外)で選ぶ
アンバーエールはアメリカ発祥ですが、今や世界中で造られています。日本の大手メーカーやクラフトビール(地ビール)の製品は、日本人の味覚に合わせ、比較的飲みやすくバランスの取れた味わいのものが多い傾向があります。
一方、発祥地アメリカをはじめとする海外の製品は、ホップの苦味を強く効かせたものや、モルトの個性を際立たせたパンチのある味わいを楽しめるのが魅力です。
風味のバランス(麦芽 or ホップ)で選ぶ
アンバーエールは、モルトの香ばしさとホップの苦味・香りのバランスが鍵です。
カラメルモルト由来の香ばしさや深いコク、甘みをしっかり楽しみたいなら、麦芽の特徴が際立つタイプを選びましょう。逆に、ホップの苦味やシトラス系の華やかな香りも楽しみたい場合は、アメリカンスタイルのようにホップを効かせたタイプがおすすめです。
飲みごたえ(アルコール度数)や合わせる料理で選ぶ
飲みごたえも重要なポイントです。アルコール度数が4.5~5%程度なら比較的すっきり、6%以上になるとどっしりとした濃厚な飲みごたえを楽しめます。
また、アンバーエールは食事との相性も抜群です。その濃厚なコクと香ばしさは、ステーキやハンバーガー、バーベキューといった肉料理や、味噌を使った濃い味付けの料理とよく合います。合わせたい料理から逆算して選ぶのもおすすめです。
アンバーエールおすすめ銘柄10選
おすすめのアンバーエールビールを10商品をご紹介します。
1位 オラホビール アンバーエール
2位 北鎌倉の恵み アンバーエール
3位 常陸野ネストビール アンバーエール
4位 ベアードビール レッドローズ アンバーエール
5位 スワンレイクビール アンバーエール
6位 北海道麦酒醸造 小樽麦酒アンバーエール
7位 小西酒造 ITAMI BEER アンバー
8位 南信州ビール アンバーエール
9位 Camba アンバーエール
10位 Marca MARCA BREWING コーヒーアンバー
結論
今回ご紹介したように、一口にアンバーエールと言っても、国内外の様々な銘柄が存在します。
ぜひ本記事を参考に、生産地による違いや、麦芽とホップの風味のバランスに注目し、ご自身の好みの味わいや、お気に入りの料理とのペアリングを見つけてみてください。
美しい琥珀色が織りなす、奥深いアンバーエールの世界。その濃厚な一杯は、きっとあなたのビールタイムをより豊かにしてくれるはずです。