「ビールは苦くて苦手……」そんなイメージを変えてくれるのが、爽やかな香りと優しい口当たりで人気を集めている「オレンジビール」であり、普段ビールを飲まない方や女性からも支持を得ています。
本記事では、オレンジビールの基本的な知識から、自分好みの一杯を見つけるための選び方のポイント、そして今飲むべきおすすめ銘柄までを紹介します。
オレンジビールとは
オレンジビールとは、その名の通り原材料にオレンジの果皮(ピール)、果汁、あるいは果実を丸ごと使用して造られるビールの総称です。
最大の特徴は、グラスに注いだ瞬間に広がるフレッシュな柑橘の香りと、ビール特有のホップの苦味が抑えられており、カクテルのような感覚で楽しめる飲みやすさが魅力です。
オレンジビールの代名詞とも言える「ベルジャンホワイト(白ビール)」の歴史は、15世紀のベルギーにまで遡ります。
1445年頃、小麦栽培が盛んだったヒューガルデン村の修道士たちが、当時貴重だった東インド産の乾燥オレンジピールとコリアンダーシード(パクチーの種)をビールに加えたことが始まりとされています。
1800年代には爆発的な人気を博しましたが、その後ピルスナーの台頭や世界大戦の影響で、1957年には一度すべての醸造所が閉鎖しましたが、数年後に復活。
現在では「ヒューガルデン・ホワイト」を中心に、世界中で愛されるスタイルとして定着しています。
オレンジビールの香りは、オレンジの爽やかさとスパイス(コリアンダーなど)が調和してます。
味は苦味が控えめで、大麦だけでなく「小麦」を多く使うため、クリーミーな口当たりが楽しめます。
「ビールは苦いから苦手……」そう思っていませんか?実は、そんな方にこそ飲んでほしいのが「白ビール(ホワイトビール)」です。一般的なビールが持つ独特の苦味が少なく、フルーティでまろやかな味わいは、これまでのビールの概[…]
オレンジビールの選び方:3つのポイント
種類豊富なオレンジビールの中から、自分にぴったりの一杯を見つけるための「3つのチェックポイント」をご紹介します。
「ビールのスタイル」で選ぶ
オレンジビールは、大きく分けて以下の2つのスタイルに分類されます。
ベルジャンホワイト(白ビール)
オレンジピールとスパイスを使用する伝統的な製法であり、「柑橘の清涼感」と「スパイシーな複雑味」を感じたい方におすすめです。
フルーツビール
果汁や果肉をダイレクトに投入し、オレンジ本来のみずみずしさや、マーマレードのような「ジューシーな甘味とほろ苦さ」を味わいたい方に最適です。
「ビールは苦くて苦手…」そんな方にこそ知ってほしいのが、果実の香りと甘みが楽しめる「フルーツビール」があります。ビールの雰囲気を楽しみつつ、ジュースよりもさっぱりして飲みやすい口当たり、そして食事を引き立てる爽やかな酸味。[…]
「生産国」で選ぶ
国ごとの特徴を知ることで、好みの味にたどり着きやすくなります。
ベルギー産
「本場の味」を楽しみたいならこちらになります。
スパイスと酵母が織りなす奥深いコクと香りのバランスが抜群です。
アメリカ産
伝統的なスタイルをモダンにアレンジしており、よりシトラス(柑橘感)を強調した銘柄が多く揃っています。
日本産
国産果実のフレッシュさが多く、「湘南ゴールド」や「愛媛産みかん」など、その土地ならではの特産オレンジを使った個性豊かな銘柄が楽しめます。
「副原料と味わいのバランス」で選ぶ
ラベルの原材料欄をチェックしてみましょう。
小麦麦芽の割合が高く、オレンジ果汁やピールが多めに配合されている銘柄は、ビール初心者や苦手な方におすすめです。
お食事と一緒に飲む場合は、 コリアンダーシードがしっかり効いたものを選ぶと、スパイス感が料理の味を引き立ててくれます。
オレンジビール おすすめランキングTOP10
国内外の数ある銘柄の中から、特に人気の高い10銘柄を紹介します。
1位 ヒューガルデン ホワイト
2位 ブルームーン(BLUE MOON)
3位 よなよなエール 水曜日のネコ
4位 サンクトガーレン 湘南ゴールド
5位 常陸野ネスト ホワイトエール
6位 DHC ベルジャンホワイト
7位 サッポロ ホワイトベルグ
8位 マルカブルーイング ベルジャンホワイト
9位 ヴェデット・エクストラ ホワイト
10位 シェッファーホッファー グレープフルーツ
結論
オレンジビールは、爽やかな香りとクリーミーな飲み心地で、ビールの新しい魅力を教えてくれる存在です。
オレンジの香りと共に、コリアンダーの風味が効いているため、お食事との相性も抜群です。
初心者の方はもちろん、普段は苦いビール派の方も、ぜひ本記事を参考に「オレンジビール」を探してみてください。
グラスから立ち上がる香りが、いつもの時間を少しだけ贅沢に変えてくれるはずです。



