「ビールは苦くて苦手…」そんなイメージを覆してくれるのが、近年人気を集めている「甘いビール」です。
フルーティーなものから、食後のデザート代わりに楽しめる濃厚なチョコのような風味まで、そのバリエーションはたくさんあります。
苦味が抑えられているため、ビール初心者や女性にも大人気です。
本記事では、甘いビールの基本知識から、自分好みの一本を見つけるための「選び方のポイント」、そして今すぐ飲みたくなるおすすめ銘柄20選をご紹介します。
甘いビールとは:苦くない、新しいビールの世界
一般的に「甘いビール」とは、ホップ特有の苦味が穏やかで、麦芽(モルト)由来のコクや副原料のフルーティーな香りが際立つビールのことを指します。
ひとえに「甘い」と言っても、スタイルによってさまざまであります。
まずは、代表的な3つのカテゴリーを見ていきましょう。
爽やかな「白ビール」
小麦を贅沢に使用したビールです。苦味がほとんどなく、バナナのような甘い香りや、オレンジピールの爽やかな風味が楽しめます。
果実味あふれる「フルーツビール」
醸造過程で本物の果汁や果肉を漬け込んだスタイルです。
ピーチ、チェリー、マンゴーなど、まさに「大人のフルーツジュース」のような飲み口が特徴です。
チョコレートのような「黒ビール」
麦芽をじっくりローストし、コーヒーやチョコレートのような香りを引き出したスタイルです。中には乳糖を加えてミルクシェイクのような甘みを出したものもあります。
ただしコーヒーのような香りもあるので銘柄によっては苦みもあるので注意が必要です。
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甘いビールの選び方:3つのポイント
数多くの種類の中から、自分の好みにぴったりの一本を見つけるためのチェックポイントを3つに絞って解説します。
「甘さの質」と「アルコール度数」で選ぶ
甘いビールには、大きく分けて2通りの甘さがあります。
ジュース感覚で楽しみたいなら「低アルコール×後添加タイプ」 完成したビールに果汁を加えるタイプは、アルコール度数が2〜3%と低く、フレッシュな甘みが強めです。お酒に弱い方でも安心して楽しめます。
お酒としての深みを味わいたいなら「熟成タイプ」 麦汁と一緒に果実を自然発酵させたものや、長期熟成させたものは、甘さは控えめながらも奥行きのある複雑な味わいです。
アルコール度数は5〜10%と高めのものが多いのが特徴です。
好みの「フレーバー系統」から絞り込む
「どんな味を求めているか」をイメージすると、失敗が少なくなります。
甘酸っぱさを求めるならベリー系(チェリー、ストロベリー、フランボワーズ)、スッキリ爽快感を求めるならシトラス系(レモン、グレープフルーツ、ゆず)がおすすめです。
さっぱり飲みやすく「ビールの風味は平気だけど、後味が苦手…」という方に飲みやすいビールです。
それでもビールが苦手な場合は、甘みのある トロピカル系(マンゴー、パイナップル)やチョコ系のビールをお試ししてみてもいいかもです。
ベースとなる「ビアスタイル」に注目する
ビアスタイルを知ることで、あらかじめ飲み心地を予測することもできます。
「白ビール」ベースは まろやかでクリーミーな口当たりであり、「スタウト(黒ビール)」ベースは濃厚でどっしりとした飲みごたえになります。また「ラガー」ベースは後味がスッキリしていて、ゴクゴク飲めるようなビールですね。
甘いビールのおすすめ銘柄20選
ここからは初心者の方でも飲みやすく、評価の高いおすすめ銘柄を厳選してご紹介します。
1位 リンデマンス・ペシェリーゼ(桃のような香り)
2位 水曜日のネコ(青りんごのような香り)
3位 銀河高原ビール 小麦のビール(バナナのような香り)
4位 ヒューガルデン・ホワイト(白ビール)
5位 スイートバニラスタウト(バニラが香る黒ビール)
6位 リンデマンス・フランボワーズ(ラズベリーのような香り)
7位 台湾ビール マンゴー(マンゴーのような香り)
8位 コエドブルワリー 白-Shiro-(白ビール)
9位 リンデマンス・クリーク(チェリーやカシスのような香り)
10位 木内酒造 常陸野ネスト ホワイトエール(白ビール)
11位 台湾ビール パイナップル(パイナップルのような香り)
12位 栗黒(栗のような香り)
13位 網走ビール 桜桃の雫(さくらんぼのような香り)
14位 北海道麦酒醸造 チェリー&ベリーエール(チェリーやベリーのような香り)
15位 ニュートン(青りんごのような香り)
16位 ヒューガルデン・ロゼ(ラズベリーのような香り)
17位 黒糖スイートスタウト(黒糖のような香り)
18位 ピーチホワイトエール(桃のような香り)
19位 リーフマンス(チェリーやプラムのような香り)
20位 OBUBEER(マスカットのような香り)
結論
甘いビールは、ただ「甘い」だけではありません。素材が持つ香りや酸味、そしてコクが複雑に重なり合った非常に奥深い飲み物です。
忙しい一日の終わりには、リフレッシュできる爽やかなシトラス系を。ゆったりとした週末の夜には、デザート感覚で濃厚なスタウトやベリー系を。シーンに合わせて選べるのも、甘いビールならではの醍醐味です。
まずはパッケージのデザインや、直感的に「好き!」と思えるフルーツや香りのものから手に取ってみてください。
きっと、今までのビール観がガラリと変わるような、新しい美味しさに出会えるはずです。


