「ビールは苦くて苦手…」そんな方にこそ知ってほしいのが、果実の香りと甘みが楽しめる「フルーツビール」があります。
ビールの雰囲気を楽しみつつ、ジュースよりもさっぱりして飲みやすい口当たり、そして食事を引き立てる爽やかな酸味。フルーツビールは、これまでのビールの常識を覆す魅力に溢れています。
今回は、フルーツビールの基本から、自分好みの一本を見つけるための選び方、そして今飲むべきおすすめ銘柄までを徹底解説します。新しいお酒の楽しみ方を、ここから見つけてみませんか?
フルーツビールとは
フルーツビールとは、麦芽やホップといったビールの基本原料に、果実や果汁、ピューレ、エキスなどを加えて醸造されたビールの総称です。
最大の魅力は、果実の豊かな香りと甘みによって、ビールの苦味がマイルドに抑えられている点にあります。
使用される果物によって、ルビー色や淡いピンクなど非常にカラフルであり、テーブルが華やかになり、SNS映えも抜群です。これもフルーツビールならではの楽しみ方になります。
度数も3%程度のライトなものから、長期熟成による12%前後の重厚なものまで幅広く楽しめます。
日本の酒税法上、果実を副原料に使用するものは、厳密には「発泡酒」に分類されることが一般的です。
これは日本の法律による区分上の名称であり、クオリティや味わいは本格的なビールと何ら変わりありません。
「発泡酒だから」と敬遠せず、こだわりが詰まった一杯をぜひ味わってみてください。
フルーツビールの選び方:3つのポイント
数多くの銘柄の中から、あなたにとっての「最高の一本」を見つけるためのポイントを3つに絞って解説します。
好みの「フルーツの種類(フレーバー)」で選ぶ
フルーツビールは、使用される果物によって味わいの方向性が大きく4つに分かれます。
ベリー系(チェリー、イチゴなど)
ほどよい甘酸っぱさが特徴であり、フルーツビールの王道となります。
デザート感覚で楽しみたい方に最適です。
柑橘系(レモン、グレープフルーツ、ゆずなど)
爽快な酸味で後味スッキリ。食事との相性が良く、1杯目やリフレッシュしたい時におすすめです。
トロピカル・ストーンフルーツ系(マンゴー、ピーチなど)
濃厚な甘みとまろやかな口当たり。
苦味がほとんどなく、お酒に慣れていない方、ジュース感覚で味わってみたい方に人気です。
りんご、マスカット系
さっぱりとした味わいであり、クセがなく、ビール特有の香りが苦手な方でもほどよく飲みやすいタイプです。
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「製造方法」による甘さの違いに注目する
実は果実を加えるタイミングによって、飲んだ時の印象がガラリと変わります。
「発酵前・発酵中」に投入すると、果実の糖分が分解されるため、甘さは控えめになります。
ビール本来のコクや麦の風味をしっかり感じたい本格派向けです。
逆に「発酵後」に投入すると、果実の甘みやフレッシュな香りがダイレクトに残り、より甘みを感じてジュースに近い感覚で飲めるようになります。ビールが苦手な方、スイーツ感覚で楽しんでみたい方と相性がいいですね。
「産地」の個性を楽しむ
「産地」によっても楽しみ方が異なります。
例えば、ベルギー産は野生酵母を用いた「ランビック」ベースのものが多く、奥深い酸味と熟成された味わいが特徴であり、ゆったりとした時間とともにビールを味わいたい方に向いてます。
また日本産は、 桃・ゆず・日向夏等の土地の特産果物を使ったクラフトビーが豊富です。
ご自身の出身のものを見てみたり、地産地消のストーリーを感じながらフルーツビールを楽しめるのも醍醐味といえるでしょう
近年、コンビニやスーパーでも手軽に手に入るようになり、急速に人気を集めているクラフトビール。その種類は非常に豊富で、個性的な味わいと豊かな香りが魅力です。 「種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない」「普通のビールと何が違うの?[…]
フルーツビール おすすめ銘柄20選
世界中の定番から日本のクラフトビールまで、今チェックしておきたい厳選20銘柄をご紹介します。
1位 ヒューガルデン ロゼ(ラズベリーのような香り)
2位 リーフマン(チェリーやプラムのような香り)
3位 網走ビール 桜桃の雫(チェリーのような香り)
4位 独歩 ピーチピルス(桃のような香り)
5位 ニュートン(青りんごのような香り)
6位 台湾ビール マンゴー(マンゴーのような香り)
7位 ブリュードッグ エルビスジュース(グレープフルーツのような香り)
8位 九州CRAFT 日向夏(日向夏のような香り)
9位 常陸野ゆずラガー(ゆずのような香り)
10位 リンデマンス クリーク(チェリーやカシスのような香り)
11位 シャポー バナナ(バナナのような香り)
12位 ピンクキラー(ピンクグレープフルーツのような香り)
13位 台湾ビール パイナップル(パイナップルのような香り)
14位 北海道麦酒醸造 メロンエール(メロンのような香り)
15位 セントルイス プレミアム ピーチ(ピーチのような香り)
16位 サンクトガーレン アップルシナモンエール(りんごのような香り)
17位 OBUBEER(マスカットのような香り)
18位 モンゴゾバナナ(バナナのような香り)
19位 北海道麦酒醸造 アップルエール(アップルのような香り)
20位 ごほうびあ 瀬戸内レモン(レモンのような香り)
結論
フルーツビールは、「ビールは苦いもの」という固定概念を覆してくれるお酒です。
果物ごとの豊かな個性によって、デザート感覚の甘口から、食事をさらに美味しく引き立てる爽快な一杯まで、その楽しみ方は無限に広がっています。
「自分に合うお酒がまだ見つかっていない」という方も、まずは好きな果物から選んでみてください。一口飲めば、その新しい美味しさにきっと驚くはずです。
あなたのお気に入りのフルーツビールで、特別な時間を彩ってみませんか?