普段私たちが口にする日本のビール以外にも、世界には驚くほど多様なビールが存在します。
その土地の気候や文化、歴史の中で育まれた「海外ビール(世界のビール)」は、まさにその国を象徴する味わい。
グラス一杯で異国情緒を感じられるのが最大の魅力です。
この記事では、世界のビールにはどのような特徴があるのか、自分好みの一本をどう選べば良いのか、そして今飲むべきおすすめの20銘柄をご紹介します。
世界のビールとは
「海外ビール」とは、その名の通り日本以外の国々で造られているビールの総称です。
最大の特徴は、現地の料理や風土に合わせて進化してきたため、国ごとに驚くほど豊かな個性がある点にあります。
歴史と伝統に裏打ちされた味わい
ビールの歴史は非常に古く、例えばイギリスでは1世紀頃には既に独自のビール文化が根付いていたといわれています。また、ベルギーのヒューガルデン村では1445年から伝統的な醸造が続いており、中世からのレシピが現代に受け継がれています。ドイツでは1516年に「ビール純粋令」という法律が制定され、原料を厳格に制限することで、世界に誇る高い品質を守り続けてきました。
日本のビールにはない強烈な個性
海外ビールは、日本の一般的なビールに比べて特徴がはっきりと際立っている傾向があります。
深いコク、フルーツのような甘み、あるいはガツンとくる力強い苦味など、銘柄によって表情が全く異なります。
アルコール度数も銘柄によって大きく異なり、軽やかに飲めるものから、ベルギーの「デュベル(8.5%)」のように、ワインのようにじっくり味わう高アルコールなものまで様々です。
また原材料も幅広いため、見た目に関しても白濁したホワイトビール、ロースト麦芽による真っ黒なスタウトなど、視覚的にも日本とは異なるものが多い印象です。
楽しませてくれます。
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世界のビールの選び方:3つのポイント
数ある銘柄の中から自分好みの一本を見つけるために、以下の3つのポイントに注目してみましょう。
「ビアスタイル(発酵方法)」で選ぶ
ビールは使用する酵母と発酵温度によって異なり、大きく「ラガー」と「エール」の2つに分類されます。ラガーとエールに関する詳細は、別の記事でまとめておりますので、気になる人はぜひ読んでみてください。
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「生産国の文化や気候」で選ぶ
そのビールが「どこで造られたか」によって味わいが大きく異なります。
ヨーロッパ(ドイツ・ベルギーなど)
「ビールの本場」らしい、伝統製法による重厚なコクと飲み応えが楽しめます。
リゾート地・アジア(メキシコ・タイなど)
暑い気候に合わせ、サッパリと爽快なライト系が主流。スパイシーな料理や揚げ物との相性が抜群です。
アメリカ
王道の大手ブランドから、独創的で革新的なクラフトビールまで、世界をリードする多様なラインナップが魅力です。
「現地の飲み方やペアリング」で選ぶ
海外ビールは、その土地ならではの楽しみ方を真似することで魅力が倍増します。
例えば、メキシコの「コロナ」のようにライムを挿して爽やかに飲んだり、タイのように氷を入れてカジュアルに楽しんだりと、楽しむ飲み方は幅広いです。
また料理との相性で選ぶのもコツです。現地の料理に合わせることで、ビール本来のポテンシャルを最大限に引き出しつつ、国ごとのビールの楽しさも表現することができます。
世界のビールおすすめ銘柄20選
海外のビールについて、皆さんがよく聞く王道なビールを紹介しつつ、個性あるビールも厳選して今おすすめしたい20銘柄を紹介します。
1位 ハイネケン(オランダ)
2位 バドワイザー(アメリカ)
3位 ギネス(アイルランド)
4位 コロナ・エキストラ(メキシコ)
5位 ステラ・アルトワ(ベルギー)
6位 カールスバーグ(デンマーク)
7位 タイガービール(シンガポール)
8位 ピルスナーウルケル(チェコ)
9位 シンハービール(タイ)
10位 ヒューガルデン ホワイト(ベルギー)
11位 サンミゲール ライト(フィリピン)
12位 ブリュードッグ パンク IPA(イギリス)
13位 コナビール ビッグウェーブ(ハワイ)
14位 エルディンガー ヴァイスビア(ドイツ)
15位 ブルームーン(アメリカ)
16位 青島ビール(中国)
17位 デュベル(ベルギー)
18位 ヒナノビール(タヒチ)
19位 TERRA(韓国)
20位 金牌台湾プレミアムビール(台湾)
結論
世界のビールには、日本のビールだけでは決して味わえない多様な個性と国ごとの歴史や背景があります。
まずは、世界中で愛されている「ハイネケン」や「バドワイザー」といった王道の銘柄から始めてみるのが良いでしょう。慣れてきたら、ベルギーの奥深いエールの世界や、アジアの爽快なラガーを巡るのも贅沢な楽しみ方です。
「次はどこの国のビールを飲もうか?」、とそんな風に世界地図を眺めながら、ビールを考えてみるのもいいですね。
今夜はぜひ気になった一本を手に取って、自宅のテーブルから異国の地へと旅立ってみてください。



