物価高の今、家計にやさしいお酒として注目されているのが「第三のビール」です。“ビール風味”を楽しみつつ、節約もできる賢い選択肢なんです。そんな第三のビールの仕組みやおすすめ商品を紹介していきます。
① 第三のビールとは
「第三のビール」は、ビールのような味わいを手頃な価格で楽しめる発泡性のお酒です。麦芽の使用割合が50%未満の発泡酒でもなく、麦芽や麦を原料の一部としない発泡性のあるお酒、または発泡酒に蒸留酒やリキュールを加えて製造されたアルコール飲料を指し、こういった点がビールや発泡酒との大きな違いです。
第三のビールは、通常のビールと比較して苦味が少なく、スッキリとした味わいが特徴とされるため、ビールの苦味が苦手な人にもおすすめされています。
また価格の安さも大きな魅力であり、毎日の晩酌や飲む量が多い人にとってコストパフォーマンスが高い選択肢となります。
② 第三のビールの選び方:3つのポイント
第三のビールを選ぶ際には、以下の3つのポイントをチェックすることで、より自分好みの商品を見つけやすくなります。
1. 原材料と副原料をチェックする
使用されている原料や副原料によって、第三のビールの味や香りは大きく変わります。特に第三のビールは麦芽をほとんど使用しないものが多いため、麦のうまみや香りはビールほど強くない傾向がありますが、キレのある爽快な飲み口やすっきりとした後味を楽しめるものが多数存在します。
ビールの苦味が苦手な方や個性的な味わいを試したい方は、特徴的なホップを副原料として使用している商品をチェックするのがおすすめです。
2. 飲みやすいアルコール度数を選ぶ
発泡酒や第三のビールのアルコール度数は、一般的に3%から6%程度です。飲みごたえやビールらしいパンチを求めるなら、アルコール度数が5%以上のものを選ぶのがおすすめです。
3. カロリーや糖質を確認する
ダイエット中の方や健康を気にしている方は、カロリー、糖質、プリン体の含有量を確認することが重要です。
第三のビールは100mLあたり約45kcalが目安ですが、低カロリータイプでは100mLあたり25~30kcal程度のものもあります。
また、ビールに比べて糖質が多くなりがちなので、糖質摂取量を気にする方は、「糖質オフ」や「糖質ゼロ」と表示されている商品がおすすめです。
③ 第3のビールおすすめランキングTOP14
人気の第三のビール(新ジャンル含む)を14商品紹介します。ぜひご参考ください。
1位 キリン 本麒麟
2位 サントリー 金麦
3位 キリン のどごし生
4位 サッポロ GOLD STAR
5位 サッポロ ホワイトベルグ
6位 サントリー 金麦 糖質75%オフ
7位 アサヒ クリアアサヒ
8位 サッポロ 麦とホップ
9位 アサヒ ザ・リッチ
10位 キリン のどごし ZERO
11位 サントリー 金麦 ザ・ラガー
12位 アサヒ オフ
13位 サッポロ ドラフトワン
14位 麦の刻 グリーン
④ 結論
第三のビールは、手頃な価格でビールらしい味わいを楽しめるため、多くの消費者に支持されています。ビールや発泡酒とは異なる原料や製法によって定義され、酒税法上の分類も異なりますが、多様な商品ラインナップが存在します。お好みの第三のビールを見つけるためには、様々な商品が値上がりしてる中、家計への影響を少しでも減らしながら、日々のビール選びを楽しみたいですね。